金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2021/02/25

【BBソフトサービス】ビットコイン関連のバックスキャッタを観測 ダークネット観測リポート(FY2020 3Q)

| by:ウェブ管理者
BBソフトサービス株式会社(以下、「BBSS」)と株式会社クルウィット(以下、「クルウィット」)は、IoT機器やサイバー攻撃の実態を可視化するため、ダークネット観測リポート(2020年10~12月分)を発行します。

■観測パケット数
2020年10~12月期におけるダークネット宛のパケット数については、図1の観測結果となりました。11月にはビットコイン関連のバックスキャッタ、12月には送信元を詐称したSYNパケットの増加が見られました。

※バックスキャッタとは
攻撃者が送信元のIPアドレスを偽装し、攻撃対象のホストにDDoS攻撃を行っていた場合、応答パケットは攻撃者のIPアドレスではなく、偽装されたホストに向けて送り返されます。この応答パケットのことをバックスキャッタと呼びます。

■観測ホスト数
当該期間におけるダークネット宛に通信をしたホスト数については、表2の観測結果となりました。2020年12月に国内ホスト数の増加が見られますが、これは送信元IPアドレスを詐称したSYNパケットによるものです。
*国内ホスト数:IPアドレスを逆引きして.jpドメインだったもの。

■宛先ポート番号
当該期間におけるダークネット宛への宛先ポート番号の観測状況は図3の観測結果となりました。7~9月から引き続き445/TCP(microsoft-ds)と1433/TCP(ms-sql-s)Windows系ホストを狙った通信が見られます。7-9月から引き続き22/TCP(ssh)、23/TCP(telnet)、80/TCP(http)への通信が見られ、主にIoT機器やルーターなどを狙っているものと想定されます。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000008525.html

15:06 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.