株式会社三菱UFJ銀行(取締役頭取執行役員 半沢 淳一、以下三菱UFJ銀行)、株式会社NTTデータグループ(代表取締役社長 佐々木 裕、以下 NTTデータグループ)は、次世代の金融システム構築に向けIOWN注1技術のユースケースの検討をリードしており、今般、IOWN Global Forum注2を通じてホワイトペーパー「Services Infrastructure for Financial Industry Use Case」(https://iowngf.org/use-cases/)の発表に至りました。両社は引き続き、より強靭な次世代金融システム構築をめざし、IOWN適用の可能性を検証してまいります。
三菱UFJ銀行は、2021年10月IOWN Global Forumに参画し、2023年10月、NTTデータグループと共同で金融システムへのIOWN適用を検討するチームを立ち上げ、早期ユースケースの立案に向けた活動をおこなってきました。 お客さまへの安定的な金融サービスの提供には、金融システムの高い信頼性、耐災害性、高度な性能やセキュリティが重要であり、地理的に分散されたサーバーによって、システム全体のレジリエンスを保つことが一つの方策として期待されています。 三菱UFJ銀行、およびNTTデータグループは、検討チームを通じ、金融業界に共通したICTシステム上の課題や要求事項を整理し、IOWN技術適用による解決のアプローチと妥当性の検討結果をホワイトペーパーにまとめました。