中国調査におけるコンジョイント分析を本格的に展開へ
http://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2012/0726_5689.html
SBIサーチナ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:朝倉智也)の子会社である新秦商務咨詢(上海)有限公司(本社:中華人民共和国上海市、以下「上海サーチナ」)は、中国でのマーケティング・リサーチサービスにおいて、新たにコンジョイント分析の手法を商品ラインナップに加え、本格的に展開してまいります。
コンジョイント分析とは、商品やサービスにおける価格、デザイン、品質などの複数の要素から、各々の要素の重要度と効用値を算出し、消費者の重視するポイントや、消費者に最も好まれる要素の組み合わせを統計的に探る方法であり、商品の企画開発などの戦略立案において非常に有効な調査方法です。
商品やサービスの選択にあたり、消費者が好む要素は多種多様に存在しており、その中で消費者が「決め手」とする要素が存在する場合は意外と少なく、複数の要素が複雑に絡み合っています。
コンジョイント分析は、昨今米国では盛んに活用されている分析手法であり、日本や中国でも徐々に浸透しております。
今回、上海サーチナが力を入れていくのはコンジョイント分析の中でもACA(Adaptive Conjoint Analysis)と呼ばれるもので、複雑な商品・サービスコンセプト(属性)を一度に処理できる性質があります。
急成長を続ける中国市場において、消費者の志向や感性も常に変化しています。商品・サービスの見直しや開発に際して、商品・サービスのスペックの優先順位、消費者のマインドシェアなど、現時点ではどうなのか、今後どう変わっていくのか、ACA及びその定点観測でこれらを統計的に把握することが可能となります。
<サービス紹介URL>
http://jp.searchina.com.cn/service/007.html