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2019/05/27

【東京金融取引所】取引所株価指数証拠金取引における現行商品の上場廃止と新商品上場について

| by:ウェブ管理者
平素より、取引所株価指数証拠金取引をご利用いただきありがとうございます。
 取引所株価指数証拠金取引は、2010年上場以来お蔭様で9年目を迎え、口座数22万口座、証拠金残高650億円にまで拡大してまいりました。重ねて御礼申し上げます。
 取引所株価指数証拠金市場では、2017年後半以降、取引量増大にともなう建玉の積み上がりや需給の偏り等により、対象株価指数との価格差拡大等の事象が発生するようになりました。
 当社は、これまで市場安定化を図るべく、市場関係者の方々と1年以上にわたり検討を重ね、「海外株価指数証拠金取引における適用金利の外貨金利への変更」や「株価指数証拠金基準額の引き上げ」、「マーケットメイカーの増加」等の対策を実施してきました。しかしながら、市場状況によっては依然として対象株価指数との価格差拡大が発生しています。
 このため、当社は市場安定化と更なる市場拡大のためには、対象株価指数と取引所株価指数証拠金取引の価格の結びつきを強化する抜本的な対策が必要と考え、概ね1年半後を目途に1年に1度だけ限日取引を対象株価指数でリセット(最終決済)する新商品を上場し、その後、現行商品を上場廃止することとしました。
 新商品は限日取引であることには変わりなく、リセット日までの期間(最長で1年強)において、現行商品と同様に建玉をロールオーバーすることができます。また、配当相当額や金利相当額があること、円建てであること等、現行商品の特性は変更しない予定です。新商品により、対象株価指数との価格差を縮小するとともに、スプレッドのタイト化、マーケットメイカーの増加等による流動性の向上などを図ってまいります。
 投資家の皆様には、現行商品が2020年度後半(予定)に上場廃止されることにご留意の上、お取引をしていただきたく、何卒よろしくお願いします。
 なお、現時点での移行方法(案)では、以下の通りとさせていただく予定です。

①「2021年12月リセット付き新商品」の上場予定:2020年9月

②現行商品の上場廃止予定:2021年3月

※上場廃止時の取引最終日における未決済取引に適用する最終決済価格は、通常は清算価格としていますが、今回の上場廃止は、実質無期限の商品性の有期限への変更を伴うものであることから、この影響を調整した価格(注)で決済することといたします。

③「2022年12月リセット付き商品」の取引開始予定:2021年9月


原文はこちら
https://www.tfx.co.jp/newsfile/article/20190524-01

15:19 | 金融:行政・取引所・団体
 

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