株式会社日立製作所(以下、日立)は、株式会社肥後銀行(以下、肥後銀行)において、5月18日から24日までの期間、国内2か所に設置されたデータセンター(以下、センター)での災害時の運用を想定し、基幹系システム「Banks’ware for Open Platform」*1の切り替え運用を実施しました。具体的には、実際の被災時の復旧を想定し、通常基幹システムが稼働している第1センターから第2センターへ、平日を含めた複数連続日にわたり切り替え運用を行い、第2センターの環境下においても基幹系システムの全業務が安定して稼働することを確認しました。これまで肥後銀行では、使用機器の正常性の確認や切り替え訓練の観点から休日に限定して第2センターにて基幹系システムを稼働させることがありました。しかし今回、初めて平日での全業務の稼働を行い、災害時に迅速なサービスの再開が可能であることを確認できました。本取り組みは、金融機関としての事業継続計画(BCP)施策の観点から、画期的な取り組みとなります。