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2019/07/24

【イタンジ】国土交通省の推進する賃貸取引の電子化促進を目的に ブロックチェーンを利用した電子契約サービス「電子契約くん」の提供を開始

| by:ウェブ管理者
~7月16日より国土交通省が受付開始した社会実験への対応を見据え~

イタンジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:野口 真平、以下「イタンジ」)は、7月24日より、賃貸取引の電子化促進を目的に、今年10月から開始予定の国土交通省の社会実験を見据えた賃貸借契約をオンライン上で行なう新サービス「電子契約くん」の提供を開始いたします。本サービスは、国土交通省が進める賃貸借契約の電子化(※1)への対応を見据えた電子契約サービスで、ブロックチェーンを利用した安全性の高い契約システムです。

【本件のポイント】
・国土交通省の推進する社会実験への対応を見据えたブロックチェーンを利用する安全な電子契約サービス
・導入実績約450社の「Cloud ChintAI」との連携で空室確認から内見、申込、契約、更新を一気通貫で
・ブロックチェーン基盤により、リアルタイムな物件データベースを構築し、おとり物件ゼロを目指す

<背景>
国土交通省が推進する賃貸電子化の流れ
これまで、不動産の賃貸・売買の際には、宅地建物取引士(以下、「宅建士」)による「対面」での契約に関する重要事項の説明が義務付けられていました。しかし、政府が推進するIT(情報技術)を使った規制制度改革の一環で、賃貸契約においては、売買契約に先行してビデオ会議等のITを活用した重要事項の説明(通称:IT重説)の本格運用が2017年より開始され、トラブルの相談件数はゼロと、安全な取引が行われていることが判断されました。そして、国土交通省は「重要事項説明書等の電磁的方法による交付の社会実験」を2019年10月より開始するため、7月16日より社会実験参加事業者の募集を開始しました(※1)。

このような背景から、ITを活用した賃貸業務支援システム開発に強みを持ち、全国約450の不動産会社への導入実績を誇るイタンジは、「電子契約くん」の開発に至りました。なお、「電子契約くん」は、7月よりイタンジがこれまで発売してきた、賃貸管理業務の総合プラットフォーム「Cloud ChintAI(クラウドチンタイ)シリーズ」の新サービスとして提供いたします。

<サービス概要>
●「電子契約くん」とは
「電子契約くん」は、国土交通省が2019年10月1日より開始する「賃貸契約における重要事項説明書等の電磁的方法による交付」(※1)の社会実験に対応した電子契約システムです。また、本サービスはブロックチェーン上で契約をプログラム化する仕組み(スマートコントラクト)を基盤としているため、安全性の高い契約手続きを可能にします。
従来の不動産の賃貸借契約では、宅建士による「対面」での契約に関する重要事項説明、および重要事項説明書(35条書面)と賃貸借契約書(37条書面)の交付(書面での同意)が義務付けられておりました。この度の社会実験および将来の規制制度改革を見据え、「電子契約くん」では、インターネットを経由したテレビ会議と、電子サインサービスを利用した電子契約システムにより、賃貸借契約の電子化を実現します(※2)。 重要事項説明書(35条書面)と賃貸借契約書(37条書面)は、PDF形式で各管理会社が利用する書面をアップロードすることが可能です。入居後も本サービス上での契約更新が可能なため、長期に渡りユーザーの利便性の向上、管理会社の業務効率化、中古物件の流通促進に繋がります。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000014691.html

15:05 | IT:一般
 

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