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2020/12/03

【楽天証券】個人投資家向けのETFイベントとしては国内最大級!「楽天証券ETFカンファレンス2020」をオンラインで開催!

| by:ウェブ管理者


 2020年11月28日(土)、大手ネット証券の楽天証券は、「楽天証券ETFカンファレンス2020 ~ETF投資の魅力と活用方法を徹底解説~」をオンラインで開催した。 

 ETF(Exchange Traded Fund)は、取引所に上場する投資信託で、上場株式同様に指値注文なども利用して自由に売買を行うことができる他、幅広い商品に投資可能なことから運用資産残高は世界的に拡大している。同社ではこうしたETFにフォーカスしたコンファレンスを毎年開催することで、ETFに精通した講師陣の持つ知識・知見を投資家に共有する場と機会を提供しており、今回も全国から約3,000名もの参加者が視聴するなど、個人投資家向けのETFイベントとしては国内最大級のカンファレンスとして投資家に認知されている。



 開演冒頭の挨拶で土居 雅紹氏(楽天証券 常務執行役員 株式・デリバティブ事業本部長)は開催の御礼に加えて、12月7日(月)の取引分から「いちにち定額コース」の無料範囲を拡大すること、2021年1月9日に新春講演会を行われることなどを紹介。

 講演「アメリカで「黄金の20年代」が再来?新年に輝くETFと投資戦略!」では香川 睦氏(楽天証券経済研究所 チーフグローバルストラテジスト)が、大統領選挙年と翌年の日米株価推移データ、新政権の政策、経済要因などを紐解きながら2021年の株式市場を中心とした主要市場の見通しについて解説。米国の「黄金の20年代」再来可能性の根拠を示しながら、ETFを利用した投資戦略などについても詳しく紹介した。



 講演「ETFを活用した新たなポートフォリオ戦略!話題のFANG銘柄にもETFで投資!」では田寺 洋貴氏(野村アセットマネジメント 機関投資家営業部 マネージャー )がETF投資の概要や米国投資の魅力、ポートフォリオの構築例などを紹介。「MAXISラインナップのご紹介」では、佐藤 尚慶氏(三菱UFJ国際投信 法人投資家営業部 チーフマネジャー )、「ファンドマネージャーが語る!ETFの魅力とESG投資」では大野 恵莉子氏(大和アセットマネジメント ベータ・ソリューション運用部 ファンドマネージャー )が、自社サービスの特徴も交えながらETFの魅力を紹介した。また土居 裕明氏(楽天証券 株式・デリバティブ事業部)も「楽天証券でETF投資を上手に活用するには?~担当者がわかりやすく解説~」と題した講演で実践的な活用方法を説明した。



 今井 幸英氏(日興アセットマネジメント ETFセンター長) は「日本株には無い大型成長株への投資」というテーマで、また林 恒氏(三菱UFJ信託銀行 証券代行部 調査役)「“金” それは永遠に輝き続ける資産~ポートフォリオに忍ばせる金の徹底活用法!~」と題してそれぞれ講演。渡邉 啓輔氏(ブラックロック・ジャパン ETF事業部 ヴァイス プレジデント)は「資産形成に、ETFという新たな選択肢を」、紙田 智弘氏(楽天証券 株式・デリバティブ事業部)は「ETFから始める米国株投資~米国ETFの魅力と人気銘柄~」と題して、主に米国ETF投資のメリットを紹介した。



 伊藤 浩輔氏(ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ 投資信託部 ヴァイス・プレジデント)の講演テーマは「投資目的別にみたSPDRの注目銘柄」。Mattias Karnell氏(Teneo Partners マーケティング・マネージャーは「アクティブ型ETF運用資産残高世界No.1 ファースト・トラストのご紹介」、Hong Aik Sai氏(ライオン・グローバル・インベスターズ Business Development)は「S-Reit ETF : リカバリートレードの活用法」と題した講演を行った。また、鈴木 裕幸氏(Global X Japan 営業部 アソシエイト)は「ウィズコロナ時代の構造変化を捉える~Global Xのテーマ型投資~」でウィズコロナ時代の投資の考え方について解説した。


 この日最後となる山崎 元氏(楽天証券経済研究所 客員研究員)の講演「個人の資産運用、ここが意外だった!」では、2021年もETFの普及は拡大するとの見通しを示した後、個人投資家に関する意外だった事実を幾つか紹介しながら、これらの事実をいかにして自身の資産運用に活かしていくべきかを分かりやすく紹介した。

 なお、今回のカンファレンスの公式サイトでは、当日の映像がオンデマンド配信(YouTube映像)されているほか、全講演の講演資料閲覧も可能となっている。また冒頭挨拶で紹介されたように、横浜パシフィコで例年開催されている「新春講演会2021~変わりゆく世界、世界経済の行方と新しい投資戦略」が今回はオンライン配信によって1月9日(土)に開催され、既に登録受付も開始されている。お馴染みの竹中 平蔵氏(慶應義塾大学 名誉教授)や堀古 英司氏堀古(ホリコ・キャピタル・マネジメントLLC プレジデント&CEO)の他、財部 誠一氏(経済ジャーナリスト)の講演も予定されており、新春の相場を占う意味でも開催概要をチェックをしておきたい。


(取材、撮影、記事、編集・制作:メディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ














17:16 | 取材:金融・IT業界向け

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