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2019/07/30

【経済産業省】産業サイバーセキュリティ研究会サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワークの具体化・実装に向けた議論を行うタスクフォースを開催します

| by:ウェブ管理者
経済産業省では、各産業分野に共通するセキュリティ課題やその対策について横断的に検討を行うため、「産業サイバーセキュリティ研究会ワーキンググループ1(制度・技術・標準化)分野横断サブワーキンググループ」の下に、3つのタスクフォースを設置し、それぞれ第1回会合を開催いたします。

1.背景・趣旨
経済産業省では、「Society5.0」、「Connected Industries」におけるサプライチェーン全体のサイバーセキュリティ確保を目的として、2018年2月に、サイバー・フィジカル・セキュリティ対策の枠組みに関する検討を行うための「産業サイバーセキュリティ研究会ワーキンググループ1(WG1)(制度・技術・標準化)」を設置しました。また、2018年10月には各産業分野に共通するセキュリティ課題を洗い出し、その対策等について横断的に検討を行うために、「分野横断サブワーキンググループ(SWG)」をWG1の下に設置して、議論を行ってきました。本年4月18日には、それらのWG・SWGにおける議論と2回に渡るパブリックコメントで寄せられた国内外の意見を踏まえて、サイバー空間とフィジカル空間が一体化した新たな社会におけるサイバーセキュリティへの対応指針を「サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワーク(CPSF)」として策定しています。

CPSFでは、サイバー空間におけるつながりを第3層、フィジカル空間とサイバー空間のつながりを第2層と定義し、それぞれの切り口において守るべきもの、直面するリスク源、対応の方針等を整理しています。

産業分野におけるCPSFの実装を促進するためには、第3層におけるデータ区分に応じたセキュリティ対策要件、第2層における転写機能を持つ機器等に求められるセキュリティ対策要件、サイバー空間とフィジカル空間が一体化した新たな社会を支えることとなるソフトウェアの管理手法等について、さらなる具体化が必要です。そのため、この度、これらのテーマについて分野横断的な議論を行い、深掘りするためのタスクフォースを設置し、それぞれ第1回会合を開催することにいたしました。
各タスクフォースでは、分野横断SWG等の議論と連携しながら、産業界におけるCPSFの具体化・実装に資する議論を進めてまいります。


原文はこちら
https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190730003/20190730003.html

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