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2024/04/19

【日本取引所グループ】電力に係る現物・先物取引の連携サービスの共同提供について

| by:ウェブ管理者
一般社団法人日本卸電力取引所(理事長:金本 良嗣/以下、JEPX)と株式会社日本取引所グループ(代表執行役グループCEO:山道 裕己/以下、JPX)は、2023年1月19日に締結した覚書に基づく施策の一環として、電力に係る現物・先物取引の連携サービス(JJ-Link(仮称))を共同で提供します。

JJ-Link(仮称)は、JPXのグループ会社である東京商品取引所(以下、TOCOM)における電力先物のポジションに相当する現物をJEPXスポット取引で調達・販売するサービスで、今後2段階で提供します。
第1段階(フェーズ1)では、TOCOMがJEPXから現物(スポット取引)の約定データの連携を受け、先物ポジションと照合し、合致することの確認結果を電気事業者に返すことで先物と現物の結びつきを証明します。
また、第2段階(フェーズ2)では、TOCOMからJEPXへのデータ連携により、先物ポジションに相当する現物入札が行われる仕組みを構築し、ワンストップ・サービス化を実現します。
JJ-Link(仮称)の提供により、電気事業者におけるオペレーションの簡素化、電力先物に係るヘッジ会計が認められやすくなるなどの効果を期待しています。
なお、フェーズ1は2024年秋頃、フェーズ2は2025年以降の実施を予定しています。

JEPXとJPX及びグループ各社は、今後も連携の強化に努め、電気事業者をはじめとした両市場のユーザーにとって価値のあるサービスを創出できるよう取り組んでまいります。


原文はこちら
https://www.jpx.co.jp/corporate/news/news-releases/0060/20240418-01.html

15:12 | 金融:行政・取引所・団体
 

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