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2022/08/22

【紀陽銀行】勘定系システムのパブリッククラウドへの移行について~BankVision on Azure の採用により、銀行業の高度化を実現します~

| by:ウェブ管理者
株式会社紀陽銀行(頭取:原口 裕之)は、勘定系システムをBIPROGY株式会社(代表取締役社長:平岡 昭良)が提供するパブリッククラウドを活用したフルバンキングシステム「BankVision on Azure(※1)」へ移行することを決定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
今般、勘定系システムをパブリッククラウド環境に移行することにより、より柔軟な商品・サービスの展開、APIを通じた異業種等との連携等、「銀行業の高度化」を図ります。

紀陽銀行は、今後もDXへの取り組みを通じ、お客さまの利便性や満足度の向上に努めてまいります。

1.紀陽銀行のDXへの取り組み
当行では、2018年より「クラウドファースト(※2)」を基本として、銀行内のシステム基盤のクラウド化を順次進めております。業務改革への取り組みとして「Microsoft 365」の全面採用や、主要な情報系システムをクラウドで稼働させる等、クラウドにかかる実績・知見を積み重ねてまいりました。また、2021年7月には「DXによる価値共創の実現」をテーマとした「デジタルストラテジー」を策定し、そのビジョンとして「銀行業の高度化」「地域のDX推進」「高度化人材の育成・確保・展開」を掲げる等、DXへの取り組みを加速しております。

2.BankVision on Azure の概要
当行は2010年5月より、Windows 上で稼働するオープン勘定系システム「BankVision(オンプレミス(※3)環境で稼働)(BIPROGY 提供)」を採用しています。今般、従来より「BankVision」が持つ「安定性」・「高信頼性」の特長はそのままに、パブリッククラウドプラットフォームである「Microsoft Azure」に移行します。クラウドのメリットを享受できる構成・運用とするため、当行・BIPROGY・マイクロソフトが3社一体となり議論を重ね、プロジェクトを推進してまいりました。移行するクラウド環境は IaaS(※4)サービスであり、「高い柔軟性」、「拡張性」および「コスト優位性」
を実現し、これにより金融サービスの高度化を図ってまいります。

3.新システムの稼働予定日
2022年10月10日(月・祝)

4.システム移行に伴う各種サービスの停止について
大変ご不便をおかけいたしますが、移行に万全を期するために、以下の時間帯について、各種サービスを停止させていただきます。対象サービスの詳細は、当行ホームページ「重要なお知らせ」をご確認ください。
サービス停止期間:2022年10月9日(日)23:00~10月10日(月・祝)7:00


原文はこちら
https://www.kiyobank.co.jp/personal/get_pdf.php?f=00002325

15:06 | 金融:銀行
 

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