「Gomez投信運用会社サイトランキング2012」の発表について~三菱UFJ投信が初の第1位に輝く~
http://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2012/0725_5682.html
中立的な第三者としての立場から各種金融商品・ウェブサイトの客観的な評価・比較を行うモーニングスター株式会社(以下、モーニングスター)は本日、「Gomez 投信運用会社サイトランキング2012」をGomezのウェブサイト(http://www.gomez.co.jp/)で発表しました。
このランキングは、投資家や販売会社関係者等に情報を提供するために投資信託運用会社が運営するウェブサイトのユーザビリティを評価することを目的としており、今回で2回目の発表となります。各社が運用する各ファンドの特色や投資方針、定期的・臨時的な運用経過報告などの情報を的確にユーザーに伝えるために必要となる使いやすさや各種機能を、ユーザーの視点にもとづいて設計された88の調査項目によりモーニングスターのアナリストが評価を行い、総合的に優れた投信運用会社サイトのランキングを決定します。
2012年版ランキングにおける上位10サイトは、以下のとおりとなりました。
順位 得点 会社名 前回(※)
1位 7.83 三菱UFJ投信 5位
2位 7.81 みずほ投信投資顧問 30位
2位 7.81 大和証券投資信託委託 8位
4位 7.60 ニッセイアセットマネジメント 1位
5位 7.51 三井住友トラスト・アセットマネジメント (初登場)
6位 7.44 三井住友アセットマネジメント 2位
7位 7.29 大和住銀投信投資顧問 12位
8位 6.76 日興アセットマネジメント 9位
9位 6.74 T&Dアセットマネジメント 3位
10位 6.68 ピクテ投信投資顧問 15位
※前回は平成23年8月8日発表
【上位企業の特徴】
「Gomez投信運用会社サイトランキング2012」第1位は「三菱UFJ投信」となりました。さまざまなファンド情報やマーケット情報の提供、メール配信やシミュレーションをはじめとした多彩な機能が特徴的なサイトとなっています。全体的な情報構造やページの基本構成は維持しつつ、ナビゲーションやテキストなど、情報を見やすくするための工夫、あるいはアクセシビリティへの一層の配慮など、細部に至るさまざまな面で多くの改善が実施されたことが今回の評価向上に大きく寄与しました。
第2位は「みずほ投信投資顧問」と「大和証券投資信託委託」の2社が同点で獲得しました。「みずほ投信投資顧問」は全面リニューアルを経て、前回30位からの大幅な飛躍となりました。ファンド一覧ページから個別ファンドページに至るすべてのページが見やすく、読みやすい構成となっていて、得てして狭いスペースにさまざまな情報が乱舞しがちな投信運用会社サイトが多い中で、理想的な情報整理が実現されています。他方、「大和証券投資信託委託」はトップページのリニューアル、および細かい改修を行ったことで使い勝手が向上し、前回8位から評価を向上させています。充実したファンド情報のみならず、販売会社向け情報配信機能など、幅広いステークホルダーを見据えたサイト戦略がとられています。
【全体的な傾向】
今回はトップ3の顔ぶれがすべて入れ替わるという、Gomezランキング史上でも稀に見る出入りの激しい結果となりました。今回のノミネートサイト総数は64サイトであり、そのうち、前回調査から今回調査までの間にリニューアルされた投信運用会社サイトは13サイトありました。さらに部分的に改善を施したサイトも複数あり、じつに全ノミネートサイトのおよそ4分の1がサイト改修を行ったことになります。投資信託の運用状況や日々変化するマーケットに対するレポートなど、ウェブサイトを通じた投資家への情報提供をいかに効果的・効率的に行うかという課題に真摯に取り組む会社が多くなっていることがうかがえます。
詳細
http://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2012/0725_5682.html