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2022/11/24

【アルテアエンジニアリング】「事例から学ぶ金融機関のリスクアナリティクス高度化の潮流~SAS言語にも対応可能なAltair の統合開発環境ソリューションとは~」を開催!

| by:ウェブ管理者

 2022年11月18日(金)、データ分析と人工知能、コンピューター支援エンジニアリング、ハイパフォーマンスコンピューティングの各分野において、オープンアーキテクチャーを採用した包括的なソリューション群を提供するアルテアエンジニアリングは、「事例から学ぶ金融機関のリスクアナリティクス高度化の潮流~SAS言語にも対応可能なAltair の統合開発環境ソリューションとは~」をオンラインで開催した。

 投資先や取引先の信用リスクを積極的に評価および監視し、対応を早期に実現することの重要度が益々高まる中、この日はアルテア製品を導入し業務に活用しているあずさ監査法人が招かれ、信用リスク管理を行う取組み等について解説した。

主催講演 「SAS言語プログラムとオープンソースコードの統合開発環境がもたらす価値とは」


 主催講演では片山 健太郎氏(アルテアエンジニアリング データアナリティクス事業部 アカウントマネージャー)がスピーカーを務め、進行は同社の高井さんが務めた。



 片山氏は冒頭の企業及び事業紹介で、1985年に米国で設立され、現在は日本を含め25か国86拠点で事業展開する同社の製品導入企業が各分野の世界的有力企業を含めてグローバルで11,000社に及ぶこと、およびシミュレーションと人工知能 (AI)の世界的リーダーを目指す同社の「シミュレーション」、「HPC/クラウド」、「AI(データ分析)」という3つのビジネス領域の概要を共有。加えて、金融機関で多くの実績がある北米を中心に展開するData Watch社、イギリスのWorld Programming社などの積極的な企業買収、グローバルな銀行・カード会社の導入事例についても紹介した。



 また、これまでの投資を保護し、データ分析におけるインフラを近代化するAltair統合開発環境ソリューションの概要紹介では、SAS言語プログラム開発の効率化による開発期間の短縮、既存の機能を維持したままPythonやRのオープンソースコードを統合、およびSAS言語プログラムのランニング コストの削減が可能だとして、ツールや処理、ワークフロー機能、ソリューション活用による効果なども説明した。

ユーザー講演 「金融機関におけるリスクアナリティクスの動向とSAS言語プログラムの活用事例」


 野上 孝也氏(あずさ監査法人 金融アドバイザリー事業部 シニアマネジャー)は、前半に融資業務を主体とする国内金融機関のリスクアナリティクス分野におけるデータ活用の取組みとして、あずさ監査法人が支援を行っている事例のうち、従来は主に統計的アプローチを採用してきた分野に対して、新たに機械学習モデル導入の検討を行っている事例を紹介。後半はアルテアエンジニアリングが提供しているSAS言語プログラムを用いて、大きなシステム投資を行うことなく、既存の社内データベースを活用した効率的・効果的なモニタリングを行うための基本的な仕組みの構築方法を、信用リスク管理分野の事例を基に紹介した。

ライセンスモデル 


 最後に、独自のトークン制ライセンスにより、複数アプリケーション利用時のコストを最適化するAltair Unitsライセンスモデル、およびまとめとして、同社が金融機関のリスクアナリティクス分野を「効率化」と「低コスト運用」の両面から支援し、特にSAS言語プログラムの運用コストを削減できる独自のソリューションを有していることが共有されてセミナーは閉会した。

(取材、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )





14:54 | 取材:金融・IT業界向け

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