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2022/02/09

【損害保険ジャパン】イスラエルスタートアップジオエックス社との建物画像解析AI技術の活用による保険引受高度化に向けた協業の開始

| by:ウェブ管理者
SOMPOホールディングス株式会社(グループCEO執行役社長:櫻田 謙悟、以下「SOMPOホー ル デ ィ ン グ ス 」 ) 、 損 害 保 険 ジ ャ パ ン 株 式 会 社 ( 代 表 取 締 役 社 長 : 西 澤 敬 二 、 以 下「損保ジャパン」)およびSOMPOリスクマネジメント株式会社(代表取締役社長:桜井 淳一、以下「SOMPOリスク」)は、イスラエルのスタートアップ企業である GeoX Innovations(社長兼 CEO:Izik Lavy、以下「ジオエックス社」)と建物画像解析AI技術を活用した保険引受高度化に向けた協業を2022年2月から開始します。

1.背景・目的
近年大規模な自然災害が多発し、激甚化する中、災害におけるリスク要因も多様化・複雑化しています。このような環境変化に伴い、お客さまを取り巻くリスクを正確かつスピーディーに把握し、お客さまにとって最適な保険商品・サービスをご提案することが保険会社に求められています。
SOMPOホールディングス、損保ジャパンおよびSOMPOリスクの3社は、さまざまな外部データや先端デジタル技術を活用したお客さまのリスク分析手段の開発・導入を進めています。航空写真の高解像化や3D化等により、地理空間データの社会実装が進むなか、3社でも、保険引受への地理空間データ活用検討を進めています。この度、3D航空画像からAIおよび独自のアルゴリズム(特許取得済)により建物のリスク評価を自動的に行う技術を、ジオエックス社と共同開発することで合意しました。

2.協業の概要
ジオエックス社は航空写真から建物属性情報や被害状況を自動的に推定するノウハウ・技術を有しており、米国市場において、保険会社向けに同技術を提供しています。3社とジオエックス社は日本の建物属性情報推定に関する技術検証を2021年1月から共同で行ってきました。今般、この技術検証が完了し、ジオエックス社とこのノウハウを活用した保険引受スキームを構築していくことについて、合意に至りました。
本協業を通じて、地理空間データを活用した高度な保険引受に向けた開発を進めていきます。

3.ジオエックス社の概要
ジオエックス社はAIによる高度な3D地理空間画像解析技術を有し、海外の保険会社向けに企業物件や住宅物件を分析するためのソリューションを提供しており、保険引受や広域災害時の被害状況推定に活用されています。対象となる建物を含む航空写真や衛星写真から、屋根の種類、屋根形状、ソーラーパネルなどの屋上設置物設置有無(種類)、建物床面積などの建物に関する情報を瞬時に解析します。保険会社は航空写真や衛星写真から得た情報によりお客さまのリスクを精緻に評価し、お客さまに最適な保険商品・サービスをご提案することが可能になります。


原文はこちら
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2021/20220209_2.pdf?la=ja-JP

15:00 | 金融:保険
 

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