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2021/05/25

【NTTデータ四国】外国送金業務を省力化、効率化する共同利用型サービス「WIFES(TM)」提供開始~福岡銀行 外国送金業務のDXをクラウド・AI-OCR・RPAで支援~

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータ四国(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:山田典史、以下:NTTデータ四国)は、2021年8月1日から金融機関における外国送金業務を効率化するクラウドサービス「WIFESTM(wire transfer support service、愛称:ワイフェス)」の提供を開始します。「WIFES」は、株式会社福岡銀行(本社:福岡県福岡市、取締役会長兼頭取 柴戸 隆成、以下:福岡銀行)に採用され、同日(2021年8月1日)より利用を開始する予定です。

 グローバル化の進展により国際送金市場は成長を続けている一方、金融機関の国際業務部門では、送金処理において、専門の行員が、外国送金依頼書に記載された多くの項目を目視で確認し、手動でシステム入力を行っています。このため、ヒューマンエラーの防止施策と作業時間の削減が求められていました。

 「WIFES」は、AI-OCRによるデジタル化とRPAによる自動連係に加え、独自の自動チェック機能により、ヒューマンエラーを削減し、作業の効率化を実現します。

 NTTデータ四国は、金融機関とともに新たな国際業務改革を進めて、2025年度までに「WIFES」を30行へ提供することを目指します。

背景

 世界的な国際送金市場は、グローバル化の進展による企業の外国送金や、外国人労働者による母国送金需要の高まりにより、1990年以降、平均9%の成長を続けています。一方で、FATF(注1)の4次審査の結果が2021年8月頃に公表予定であり、今後の新たな展開に備え、日本の金融機関においても効率的で安全性の高い外国送金の仕組み作りが問われています。

NTTデータ四国が2019年度に実施した国際部業務に関するアンケートの結果(対象:26行)では、92%の金融機関が外国送金業務に課題認識を持っていました。主な課題は、①手書き文字の確認、②管理やチェックが煩雑、③ヒューマンエラーリスクでした。

 そこで、NTTデータ四国は、2019年度から複数の金融機関と実証実験を行い、これらの課題に対する業務改善効果を実証しました。

 これを発展させて、クラウドを活用したサービス(SaaS)を提供することにより、一連の業務をWeb上で行い、同時に、送金内容の確認とSWIFT(注2)メッセージの自動編集を行うサービス「WIFES」を開発しました。



原文はこちら
https://www.nttdata-shikoku.co.jp/news/2021/05/25.html

15:07 | IT:一般
 

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