「Toolbox」は IBM i(AS/400)をもっと便利に活用するための機能をシリーズ化したサーバ運用管理ツールです。クラウド型 EDI サービス「Toolbox EDI Service」は、企業間で発生する受発注、出荷、返品、請求、支払などのデータ交換をワンストップで提供しています。 「AnserDATAPORT」は、閉域 IP 網(ConnecureR※2)を利用して企業と金融機関のデータ伝送を安全に行うサービスです。EB(エレクトロニックバンキング)・FB(ファームバンキング)の後継サービスとして多くの金融機関で採用されており、総合振込、給与振込、賞与振込、口座振替などの決済データに加え、企業と金融機関で取り決めた任意のデータを伝送することができます。
この度、クラウド型 EDI サービス「Toolbox EDI Service」に、「AnserDATAPORT」への接続メニューを追加したことで、お客様は自身で閉域 IP 網(Connecure)を敷設することなく、金融機関とのセキュアなデータ交換が可能となります。 また、企業の受発注や決済などでは INS ネット(ISDN)や電話網を用いた EDI が使われており、電話網の IP 化による取引・プロジェクト遅延や取引先間の問題発生リスクなど、影響が懸念されています。本接続メニューを通じて、INS ネットや電話網を利用したレガシーEDI からインターネット EDI に移行することにより、EDI2024 年問題を解決することができます。
アグレックスは、EDI 環境の変化に柔軟に対応するため「Toolbox シリーズ」の EDI 製品/サービスのラインナップを拡充し、EDI2024 年問題の解決に向けて IBM i(AS/400)を利用するお客様のインターネット EDI への移行を強力に支援します。アグレックスは、2023 年までに「Toolboxシリーズ」の EDI 製品/サービスを 250 件導入することを目指します。