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2020/07/03

【三井情報】三井情報、「FINN - Banking of Things」の蘭・ING BANK N.V.と覚書を締結- ニューノーマル時代(非接触・非対面)のIoTスマートサービスを推進 -

| by:ウェブ管理者
 三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小日山 功、以下 三井情報)は、ING BANK N.V.(本社:オランダ アムステルダム、CEO:Ralph Hamers、以下 ING銀行)と覚書を締結し、ING銀行のスタートアップ事業で開発・提供を行う、「FINN - Banking of Things(以下 FINN)」の日本国内でのマーケティングを開始しました。FINNはIoTデバイスが提供するスマートサービスの利用と利用(時間・数・量)に応じた支払い(Pay-per-Use)がワンストップでできるIoTスマートサービスプラットフォームです。

 近年、国内では労働人口の減少による経済規模の縮小が危惧されています。特に人口減少の深刻な地域では、IoT技術を活用した生活基盤による持続可能な都市を目指すスマートシティ構想が検討されてきました。また、昨今の感染症の世界的な流行をきっかけに到来が予測される「ニューノーマル」と呼ばれる新たな時代においては非接触・非対面が求められており、IoT技術を活用した取り組みが世界的にも加速しています。

 FINNはIoTデバイスで提供されるスマートサービスとその利用にかかる決済をワンストップで提供するIoTスマートサービスプラットフォームで、インターネットに接続されたIoTデバイスによる自律的な注文や支払いをサポートするソリューションです。FINNを使うと複数のスマートサービスの利用と利用にかかる支払い(Pay-per-Use)までをFINNより提供される1つのアプリで済ませることができるため、利用者はサービス提供者と対面接触することなく注文や支払いをすることが可能となります。サービス提供者もIoTデバイスが取得した情報を基にした在庫管理、仕入れ等ができるようになるため、生産性の向上に繋がります。また、安全性が求められる支払いについては、スマートシティ先進大国であるオランダのING銀行がこれまでの業務知識・経験を活かして銀行自ら開発をして提供しており、すでにオランダとドイツで一部商用化が進んでいます。

 三井情報は、今回の覚書締結によるFINNの国内マーケティング開始に伴い、スマートシティ構想を推進する国内の地方都市とそこに拠点を構える地域金融機関と共にFINNのPoCを実施し、サービス利用者の利便性、スマートサービス提供者にとっての事業価値、そして銀行の新たな収益モデルに資する事業性評価を進める予定です。さらに、これらのPoCを通して得るナレッジを活用し、地方都市におけるスマートシティ構想の加速を支援することで、地域金融機関との共創による「ニューノーマル」時代のビジネスモデル創出の取り組みを積極的に推進していきます。


原文はこちら
https://www.mki.co.jp/news/solution/20200703_1.html

15:09 | IT:一般
 

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