金融&IT業界の情報サイト
 
 
 

2021/10/23

NY外為:ドル売り後退、米インフレ期待が上昇、パウエル議長がインフレリスクに言及

| by:ウェブ管理者
*02:56JST NY外為:ドル売り後退、米インフレ期待が上昇、パウエル議長がインフレリスクに言及
米国の期待インフレが上昇した。米国の通常国債とインフレ連動債(TIPS)利回りの格差で、期待インフレを示す5年物ブレークイーブンポイントが3%を突破した。2002年以降で最高を記録。

また、FRBの政策を最も反映しやすい2年債の利回りは0.488%まで上昇し、2020年3月来の高水準となった。一方で、10年債利回りは低下。10年債利回りはパウエル議長の発言を受けていったん1.6748%まで上昇後、1.6342%まで低下した。

パウエル議長は南ア中銀主催の討論会に参加し、テーパーを開始し2022年の中旬に終了する道のりにあり、金融政策が正しい位置にあると言及。同時に、もし、インフレ期待が高まる深刻なリスクが見られれば利上げするとしている。議長は供給混乱が2022年まで続く可能性が強いと言及。供給サイドの混乱は悪化しており、高インフレが想定以上に長期化する可能性が強いとした。米金利先物市場では2022年6月の利上げを7割織り込んだ。

ドル・円は114円台手前まで上昇も買いが続かず、113円44銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.1625-30ドルの安値圏でもみ合った。


《KY》

02:56 | 注目トピックス 市況・概況

ニュースコンテンツ提供元

【株式会社フィスコ】

 フィスコは、資産形成に資する最も有益なサービスの提供を命題に掲げ、迅速かつ正確な情報の分析・編集・配信により、幅広い情報配信ネットワークを構築。金融機関、インターネット金融商品取扱業者、機関投資家のほか、ヤフーなどポータルサイトを利用する個人投資家にも金融情報を提供、ネットを通じた金融情報配信業者として圧倒的な知名度を誇っています。


※当サイトで提供する情報は投資勧誘することを目的としておりません。投資の最終決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありませんことを、あらかじめご了承ください。
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.