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2022/05/09

【UTYテレビ山梨】若手社員2人が手がけるYouTube「Uバクとかみじまえだ」SNS活動インタビュー

| by:サイト管理者

 2022年2月14日(月)、グッドウェイはUTYテレビ山梨(本社:山梨県甲府市湯田2-13-1)を訪ね、同社の若手社員が手がけるYouTube「Uバクとかみじまえだ」のSNS活動についてインタビューを行った。(Uバクとかみじまえだ(Instagram)

 「Uバクとかみじまえだ」はテレビ山梨のキャラクター "Uバク" と若手社員2人が届けるYouTube動画。2021年12月10日(金)に初回の動画を配信開始し、これまで9本の動画が公開されている(2022年5月5日(木)時点)。



 テレビ山梨は、甲府市湯田の本社のほか、2支社2支局(東京支社、大阪支社、静岡支局、富士吉田支局)で構成されている。この日は、身延線の南甲府駅より徒歩5分ほどの場所にある本社を訪ねた。



 テレビ山梨本社には県内情報を生放送で伝えるニュース番組「スゴろく」の収録スタジオがあり、テレビ山梨のキャラクター "Uバク" のグッズなどはオンラインによる「UバクUTYショップ」のほか、UTY本社・開発事業部でも購入できるという。



 この日のインタビューは、「かみじまえだ」こと、若手社員の2人、上嶋 冬華さん(テレビ山梨 編成局 編成部 主事補)、前田 亜弓さん(テレビ山梨 営業局 事業部 主事補)、そして、上司の岩﨑 亮さん(テレビ山梨 営業局 開発事業部長)に話を聞いた。

 また、合わせて地域の金融機関でDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を手がける古屋 豪さん(山梨中央銀行 経営企画部 経営企画課 DX推進チーム 課長代理)もオンラインで参加。コロナの影響やデジタル活用の広がりなど、人々の暮らし方や価値観、社会環境が大きく変化する中、これからの時代における地域のメディアと金融機関の役割など話が広がった。



 2020年4月に入社した若手社員の上嶋さんと前田さんは、コロナの影響で入社当初からリモートワークを組み合わせた非常事態の最中に社会人生活をスタート。上嶋さんはCM内の番組宣伝(番宣)の割振りを担当する中、上嶋さんの周囲で全員がテレビをみているわけではない(番宣が届いていない)ことを実感し、ネットなど多様なメディアを活用したいと感じていた。一方、前田さんは地元の企業とのイベント企画運営を担当するもコロナにより開催機会が減少する中、社内の取り組みの一環として本の読み聞かせをYouTubeで行っていたことに注目。そのような中、上嶋さんと前田さんは、若手社員ならではの視点で自分たちで何かできないかと「Uバクとかみじまえだ」の企画をとりまとめ、上司の岩﨑 亮さんに提案。岩﨑さんが後押しをするカタチで取組みがスタートしたという。

 岩﨑さんによるとテレビ局の中でも近年は視聴率の集計などデジタル化が進み、よりリアルタイムに山梨全体の視聴者(ほぼ100%山梨県民)の動向が細かく把握できるようになり、CMのスポンサーも費用対効果に対して関心が高まりつつある。また、「UTYテレビ山梨のYouTube公式チャンネル」で配信している「中央自動車道 上野原インターチェンジのライブカメラ配信」では渋滞が解消する瞬間がみれるということで、ニッチな視聴ファンの存在により、思いもしない多くのアクセスがあるとした。岩﨑さんは、時代や環境の変化に合わせて、メディア自身の変革(トランスフォーメーション)の必要性を感じ、危機感を抱いていると語る。そのため、「Uバクとかみじまえだ」のコンテンツのテーマや内容は若手社員の視点や感性に任せ、岩﨑さん自身は社内の調整役を担っている。

 上嶋さん・前田さん・岩﨑さんによると、当初、手探り状態で、何が受けるのかわからない中、営業的な効果測定は行わず、好きにやって再生回数がのびればいいよね、という感じでスタート。その後、再生回数が1万回を超える回も出てきたほか、地元企業とのイベントの企画提案に入れるなど、話のネタとして変化球を入れることで企画として面白味を出し、新しい提案のスタイルも生まれてきているという。これまでに「Uバクとかみじまえだ」のコンテンツは9本配信中(2022年5月5日(木)時点)、今後も定期的に公開していくという。

 話を聞いた古屋さんは、デジタル化が進み顧客の利便性の観点からスマートフォンで完結する金融サービスが広がる中、若い人はシンプルに便利な方に流れていくとし、地域の金融機関もメディアと同じく危機感を抱いていると語った。そこに対して、出来ることは何か。古屋さんは、銀行の中だけではなく、県内企業の方々にもデジタル活用の効果に気づいてもらい、デジタル化が進むテレビ局のCMの活用と共に、CMを出せない中小企業もネットやデジタルの活用を通じてCM以外でも知名度を高められるような時代に合った新たな発想と発信方法の裾野や選択肢を広げたいとした。若い人に任せる懐の深さ、何もやらないより、やろうよ、面白いことやろうよ、という感覚で、上嶋さん・前田さん・岩﨑さんのようなステキなチームが銀行の中でも次々と生まれるような土壌づくりに力を入れていきたいと語った。

 危機意識、課題意識があるときにこそ、変われる。一緒に変わっていく、ワクワク楽しく明るく変えていく。地域の金融機関とメディアの今後の変革(トランスフォーメーション)に期待したい。



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(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




19:30 | 取材:金融・IT業界向け

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