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2021/05/06

【日本ユニシス】国内初、パブリッククラウドでのフルバンキングシステムが北國銀行で稼働開始~「BankVision on Azure」により、地方銀行のビジネスモデル変革を推進~

| by:ウェブ管理者
株式会社北國銀行(本店:石川県金沢市、頭取:杖村修司 以下 北國銀行)と日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:平岡昭良 以下 日本ユニシス)は、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:吉田仁志 以下 日本マイクロソフト)のパブリッククラウドプラットフォーム Microsoft Azure上でオープン勘定系システム「BankVision」の稼働を5月3日に開始しました。フルバンキングシステムのパブリッククラウド環境での稼働は国内初となります。

【背景】

北國銀行は、「次世代版 地域総合会社」を目指す姿とし、お客さま目線を深化させ、行内および地域とのコミュニケーション・コラボレーションを深め、地域全体のイノベーションへの貢献に努めています。
クラウドを始めとして加速度的に進化する IT 技術を上手く活用することで、営業の生産性向上や新たなビジネス領域への拡大を推進しています。

そのような中で、北國銀行は、自行システムの全面クラウド化(パブリッククラウド化)の方針のもと、「BankVision」の次期稼働基盤として Microsoft Azure の採用を決定し、このたび、計画通り本番稼働を迎えました。
BankVision on Azure は「新時代の金融サービス向けプラットフォーム」として、堅牢性を担保しながら、異業種や Fintech などと銀行機能をシームレスに連携できるコネクティビティを実現し、新たな収益機会を後押しします。また、地方銀行のビジネスモデル変革に向けて、銀行業務のデジタル化とともに地域の産業・地域のお客さまに対するコンサルティング業務・デジタル化支援を行い、地域のさらなる活性化を実現します。

【BankVision on Azure の強み】

1.強固な堅牢性と各種規制対応が求められるコアバンキングシステムをパブリッククラウド上で実装

金融機関に個人情報の取り扱いやセキュリティー、信頼性で高く評価されている Microsoft Azure の活用により、固定的な IT 費用を適正化。守りを固めながらも競争力強化のための戦略投資を支えます。

2.オープン API 対応により、周辺システムや先進サービスと低リスク・短期間で連携できるインターフェースを提供

オープン API 公開基盤「Resonatex」との連携により、多彩なサービスとシームレスに接続。未来のプラットフォームとして金融サービスの高度化・多様化を支えます。

3.データの収集・蓄積~分析・活用による新たなサービスの創出

勘定系をはじめとする各種データをクラウド上で収集・蓄積。蓄積されたデータから分析・洞察を行い、デジタルチャネルを通じた新たなサービスの創出を支えます。

【今後の取り組み】
北國銀行と日本ユニシスは、「BankVision on Azure」と並行して、Azure 上でのデータの収集・蓄積を行う「Data Lake」をはじめ、データ活用プラットフォームの構築を推進中です。日本マイクロソフトが提唱するデータを活用した新しい価値やサービスを創造する「デジタルフィードバックループ」の実現を図り、銀行データおよび地域データを活用した地域エコシステムの実現を目指します。
また、より良い金融サービスの実現や銀行経営の効率化を目指し、勘定系システムをはじめとした銀行システムにおいて、既存資産を生かしながらクラウドの利用メリットを最大化するよう、コンテナや PaaS技術などのさまざまな技術の活用に向けて取り組んでいきます。


原文はこちら
https://www.unisys.co.jp/news/nr_210506_bankvision.pdf

15:09 | IT:一般
 

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