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2020/09/23

【野村ホールディングス】野村ホールディングスとSRIインターナショナルがシリコンバレーにイノベーション・センターを設立し、日本企業専用のサービスを提供

| by:ウェブ管理者
野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループ CEO:奥田健太郎、以下「野村ホールディングス」)は、SRI インターナショナル(米国カリフォルニア州メンローパーク市、日本支社:東京都千代田区、以下「SRI」)と提携し、日本企業におけるシリコンバレーの次世代技術導入の加速を目的としたイノベーション・アクセラレーター施設「Nomura-SRI Innovation Center(以下「NSIC」)」を設立することに合意しました。

量子センシングや量子コンピューティング、次世代人工知能(AI)、先進ロボティクス、アナリティクスなど、ディープテック(最先端の科学技術)が世界中の企業環境にディスラプション(創造的破壊)をもたらす中、NSIC 設立は、日本企業のディープテック獲得や活用を支援することを目的としています。また、対応する分野には低軌道センシングやイメージング、計算生命科学なども含まれます。

NSIC は、会員の日本企業を米国の研究開発ラボ、大学研究所、インキュベーター、スタートアップ企業と結びつけることで、様々なビジネス分野においてイノベーションを推進し、ワークショップ、ゲストレクチャーおよびオーダーメイドのコンテンツを提供していきます。連携分野としては、ディープテックの技術移転フレームワークの構築、ビジネスモデルとベストプラクティスの進化を促すこと、市場参入戦略や、重点分野への個別支援の提供等、これらは全て日本企業に合わせて調整されています。さらに、ベンチャーキャピタルとの交流や、オープンイノベーションのために SRI が持つシリコンバレーのエコシステムとの繋がりも活用することができます。

SRI のプレジデントを務めるマニッシュ・コタリ(Manish Kothari)は「SRI は約 75 年間にわたり用途に合わせた研究の最前線に立っており、コンピュータマウスから手術ロボット、Siri まで、数々の画期的な技術を生み出してきました。今回野村ホールディングスと提携することで、より緊密な企業パートナーシップを育み、50 年以上にわたりイノベーションを支援してきた日本での技術導入を加速することが可能になります。今日の企業は、投資とイノベーションの方向性を決定する際に、短期的なものだけでなく、中長期なディスラプティブな技術を理解する必要があり、両方に対する洞察を提供できるのは SRI の強みです。」と述べています。

野村ホールディングスの執行役員 インベストメント・バンキング グローバル・ヘッドの後藤匡洋は「当社では、日本のみならず世界各国のクライアント企業のイノベーションと成長を支援しています。そうした企業のシリコンバレー進出を実現するにあたり、SRI は日米両国において必要となる経験とブランドを持ち合わせていると考えています。」と述べています。

NSIC は、2021 年前半にカリフォルニア州メンローパーク市の SRI メインキャンパス内で運用を開始する予定です。


原文はこちら
https://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/holdings/20200923/20200923.pdf

16:14 | 金融:証券
 

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